E.リンブール(ベ)最高分速総合優勝 成鳩の部はH.ビーマンス(オ)総合優勝

エリック・リンブールとゲールト氏
ベルギー、オランダ、ドイツ、ルクセンブルグが参加して行われたボルドー国際レースには、成鳩6,837羽、1才鳩6,549羽が参加、同土曜日午前6時40分の放鳩で実施された。
成鳩の部で国際総合優勝を飾ったのは、オランダのオースト・ゾウブルグに住むヘンク・ビーマンス鳩舎で、距離794.54Kを放鳩当日の午後7時25分に記録、分速は1038.05メートルであった。優勝鳩ジュリアンB08-4167189 DC ♂は、ベルギーのジュリアン・ドバーツの作出した鳩である。
全体での13,386羽中最高分速に輝いたのは、ベルギー・ブリュッセルの北郊ブルッセゲムに住むエリック・リンブール鳩舎で、距離763.71Kを午後6時41分に記録、分速は1059.23メートルであった。
またこのレースで特筆すべきは、1才鳩の部でオランダN3,835羽中総合優勝に輝いたフレデリク・レリアート鳩舎の“ホルス” NL09-1239246 B ♂で、この鳩は、何と07年にボルドーIN770K7,213羽中総合優勝、08年ナルボンヌN901K3,816羽中総合優勝し、浜松の内山鳩舎に導入された超銘鳩“スーパー・デースの全弟鳩なのである。

“ホルス” NL09-1239246 B ♂

“スーパー・デース”NL09-1452924 B ♂
しかもこの兄鳩スーパー・デースの総合優勝が、それぞれ分速1424メートルと914メートルと異なるレース展開であったが、今回も向かい風高温下のレースで、この血筋の優秀性が、改めて証明されたといえよう。

4年間で通算3度のナショナルウィナーに輝いたフレデリック・レリアート氏
仮発表の主な上位の順位は、以下の通り。
●成鳩6,837羽
順 入 賞 者 名 国 分速
1)H.ビーマンス オ 1038.05
2)マニュエル・トノー ベ 1029.44
3)デウマイター=テスティアン ベ 1029.44
4)8)10)20)ファウシ兄弟 ベ 1015.71
5)ペトー=チョーケ ベ 1014.21
6)メリス=ファンデールヴァイヤー共同 オ 1011.41
9)リック・ロス オ 1000.96
11)ヴィム・ミュラー オ 997.84
12)ハンネグラーフ=ブィス オ 997.09
13)シンセン父子 オ 996.09
14)コース・ポスト オ 995.97
15)ヴィダースホーフェン オ 994.60
16)トニー・マルテンス ベ 994.08
17)フォレブレヒト兄弟 オ 992.73
18)ヴィール・レメンス父子 オ 991.70
19)P&F.ティセンス ベ 991.23
順 入 賞 者 名 国 分速
1)エリック・リンブール ベ 1059.23
2)フィリップ・ホーゲ ベ 1021.58
3)ヨセフ・ゲーンス ベ 1017.88
4)G&M.アダム ベ 1011.91
5)フレデリック・レリアート オ 1004.32
6)ファンベーフェレン兄弟 オ 1001.13
7)ジャン=ルイ・ヤンネ ベ 1002.39
8)ロベール・ファンアイケン ベ 999.60
9)レオン・クロヴェット ベ 998.42
10)フック共同 オ 997.03
11)ボードワイン・デブッシャー ベ 994.62
12)ゲールト・シュミッツ オ 992.86
13)フランソワ・ストゥルィフ ベ 989.55
14)ディッター・テッツ ド 986.20
15)ヤープ・ファンデグラーフ オ 984.67
16)M&K.ブカシウク ベ 983.28