2021年欧州レース速報(ナルボンヌ国際、チューレN)
●ナルボンヌ国際レース/速報
ミカエル・シメル(オ)総合優勝、5位
オランダ・ドイツ上位独占/久々の好レース
アンデパンダンテ・リェージュ主催のナルボンヌ国際レースは、去る7月30日金曜日午前8時の放鳩をもって実施された。
今年は、ヨーロッパでも洪水が問題になるほどの大雨、悪天候が続き、殆ど毎週のように、放鳩延期が続いたが、この7月末に来てようやく好天に恵まれた。放鳩地の天候は、素晴らしい好天、無風、視界最良好である。
今年の参加羽数は、やはり英国が不参加の代わりにオランダが復帰したことで、ベルギー11,777羽(成鳩5,805羽、1才鳩5,972羽)、ドイツ839羽、フランス8,011羽(成鳩4,246羽、1才鳩3,765羽)、オランダ8,186羽、ルクセンブルグ63羽の合計28,876羽の大羽数参加となった。
このレースで最高分速総合優勝、5位(オランダNでは優勝、2位 注参照)を飾ったのは、オランダ南部マーストリヒトの東、ドイツと国境を境とするジッタールトに住むミカエル・シメル鳩舎であった。これは実距離915.047Kを放鳩当日の19時10分過ぎに記録したもので、分速は1359.59メートルであった。このレースでは、オランダとドイツが上位を独占する形となった。
注)国際暫定総合3位と目されるオランダ・フェルドホーフェンに住むフェルバーンデルト=ハブラーケン鳩舎は、オランダ・ナショナルの序列には記載されていないので、今後どちらかの順位が変更になる可能性がある。
仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。※太字は各国N優勝
■参加 10,740羽
順 入 賞 者 名 国 距離 分速
1.5.ミカエル・シメル オ 915.047 1359.59
2.デトレフ・デフェルス ド 987.805 1338.64
3.フェルバーンデルト=ハブラーケン オ 937.517 1336.76
4.ニーナ・テルシャウ ド
6.ヘルムート=ゲールト・シュミッツ オ
7.J.カルクヴァルフ オ
8.ルベルト&ジェレミー・パンザ べ 857.884 1307.29
9.レオン・ヘンリー ベ
10.J.カルダン オ
●その他上位の有名鳩舎の国際暫定順位 14)J.ヨーステン(オ) 35)キース・ドローグ(オ) 60)61)ファンデヴィールト兄弟(オ) 92)サヤ兄弟(オ) 94)フライアルデンホーフェン父子(ド) 106)エチエンヌ・メイルラーン(べ) 110)ナウエ(ヌーヴェン)=パーセン(べ) 377)デスメイター=レスチアン(ベ)
●チュール(ベルギー)Nレース
オリヴィエール・ポウザール最速総合優勝
テレビ局主催の今年度チュールNレースは、去る7月31日土曜日午前7時15分の放鳩で実施された。
放鳩地の天候は、断続的な雲、南西の微風、視界良好である。
このレースに参加したのは、成鳩5,067羽、1才鳩7,267羽の合計12,334羽であった。このレースで最高分速総合優勝を遂げたのは、ベルギー中南部でフランスに国境を接する町ヴォーに住むモーリス・トラーン鳩舎の1才鳩B20-2020332灰の雄であった。これは実距離536.605Kを13時半過ぎに記録したもので、分速は1406.32メートルであった。
仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。※優勝者以外の太字は、一流有名鳩舎
■2021年チューレN総合優勝血統 .pdf
●1才鳩の部 ■参加 7,267羽
順 入 賞 者 名 距離 分速
1.オリヴィエール・ポウザール 536.605 1406.32
2.フィリッペ・ホッヘ 643.981 1400.52
3.ロジェ・ブリスボア 624.460 1391.14
4.カルロ・ファンロンペイ
5.ビュールマンス=ペリリュー
6.カイアー
7.バルト&ナンス・ファンネッケル
8.19.20.ニコル・デヴィールト=ベルクムース
9.アリアン=デケイザー
10.ジョゼ・プローメン
●成鳩の部 ■参加5,067羽
順 入 賞 者 名 距離 分速
1.フランソワ・ピールソン 548.409 1374.86
2.トニー・マルテンス 655.477 1374.79
3.ビュールマンス=ペリリュー 632.112 1373.56
4.フィリッペ・ファンヴェゼール
5.J.&Y.エンゲルス
6.マルセル・クレテン
7.エルス・ファンデンアベール
8. ヨハン・ファンドリーシェ
9.ロジェ・シムンズ=ノルガ・フランス
10.ダヴィッド・フィリッペ
●その他上位の有名鳩舎 11)15)チーム・ホーイマンス・ベルギー 17)ダヴィー・トゥルネル 20)ニコル・デヴィールト=ベルクムース