2021年欧州レース速報(ファレンス 、アルジャントンN)
●ファレンス成鳩Nレース
N.デヴィールト=ベルクムース総合優勝
去る6月19日土曜日午前7時半に放鳩されたダービー・ハイナウ主催のファレンス成鳩Nレースには、7,517羽の成鳩が参加した。放鳩地の天候は、青空、陽光、無風、視界良好である。
このレースで総合優勝したのは、アントワープ州の新たな最強コンビ、ニコル・デヴィールト=ベルクムース共同鳩舎である。ニコル・デヴィールトは、言わずと知れたフライング・ダッチマンことピート・デヴィールトの孫にしてドクター・ヘンク・デヴィールトの愛娘であり、一方のエリック・ベルクムースもスピード鳩界で、ベルギーを席巻したことで知られている。
優勝鳩B19-6152053B雄は、実距離700.591Kを15時8分に記録、分速は1528.4メートルであった。
●参加 7,517羽
順 入 賞 者 名 距離 分速
1.N.デヴィールト=ベルクムース共同 700.591 1528.40
2.ロベルト&ジェレミー・パンザ 638.395 1494.49
3.オリヴィエール・ヴィネ 553.292 1472.89
4.ダニエル・ファンデンボレ
5.ロジェ・ブリスボア
6.カスターマンズ=マース共同
7.ロニー・メンテン
8.ジャン・ラルディノア
9.B.&J.ゲーリンクス
10.ラルド・ティボウ
●その他上位の有名鳩舎
21)30)ファンホーヴェ=アィターホーヴェン 29)47)アリアン=デケイザー
●アルジャントンNⅠレース
ファンダィク=ファンダィク最速総合優勝
ニック&ロジェ・タイス(成鳩の部)優勝
東フランドル・クラブ主催の今年度最初のアルジャントンNレースは、去る6月19日土曜日午前8時20分の放鳩で実施された。このレースに参加したのは、成鳩14,787羽、1才鳩21,282羽の合計36,069羽である。
放鳩地は、今年から新たに飛行場に変更となった。放鳩地の天候は、青空、陽光、北東の風、視界良好である。
このレースで最高分速総合優勝を飾ったのは、ブリュッセルの北東ベガイネンダィクに住むファンダィク=ファンダィク共同鳩舎の1才鳩で、実距離は544.621Kを15時33分に記録したもので、分速は1256.33メートルであった。
また成鳩の部で優勝したのは、アントワープ州ハラールに住むニック&ロジェ・タイス鳩舎であった。
仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。
●1才鳩の部 ■参加 21,282羽
順 入 賞 者 名 距離 分速
1.6.ファンダィク=ファンダィク 544.621 1256.33
2.アンドレ・ファンデザンデ 541.147 1250.48
3.ファンロイ=フィリプセン 573.962 1233.84
4.フランソワ・フェルデイエン
5.エリック・ゴーファールツ
7.ルディ・ファンアインデ
8.ヴィルムス=ファンデンベルフ
9.オプドベーク=バーテンス
10.バルト&ナンス・ファンネッケル
●その他上位の有名鳩舎
13)25)チーム・ホーイマンス・ベルギー 14)B.&J.ゲーリンクス 19)J.&Y.エンゲルス 24)ウィリー・ダニエルス 29)エディ・ヤンセン 30)ダニー・ファンダィク
●成鳩の部 ■参加14,787羽
順 入 賞 者 名 距離 分速
1.15.ニック&ロジェ・タィス 548.931 1231.20
3.ファンホーフ=ファンヴァインガールデン543.743 1229.26
4.ルク・ファンメッヒェレン
5.ポール・ヴァルファーレンス
6.ロジェ・デェデン父子
7.フランス・トップス
8.18.ダニー・ファンダィク
9.J.F.ヘンリー=B.ブラン
10.アッペルマンス兄弟
●その他上位の有名鳩舎 12)J.&Y.エンゲルス