2020欧州レース速報12(ナルボンヌ国際、シャトローⅡN、ブリーブN)

●ナルボンヌ国際レース

レイブルック父子(ベ)最高分速総合優勝 

 アンデパンダンテ・リェージュ主催のナルボンヌ国際レースは、去る8月14日放鳩予定であったが、事前通達で、15日の放鳩予定に変更された。放鳩されたのは翌8月15日土曜日午前7時15分である。放鳩地の天候は、青空、東の風、視界良好である。 
 今年の参加羽数は、以下の通りである。成鳩 ベルギー4,467羽、フランス3,284羽、ルクセッブルグ37羽、イギリス185羽。1才鳩 ベルギー4,108羽、フランス1,859羽、ルクセンブルグ35羽、イギリス10羽。成鳩1才鳩の別無し一般 オランダ6,747羽、ドイツ662羽で、成鳩合計7,973羽、1才鳩6,012羽、一般含む合計21,394羽。

 レースは、東風ということもあり、フランスやベルギー西部にとって有利な展開となった。このレースで、最高分速総合優勝を飾ったのは、ベルギー東フランドル州の州都ゲントの南郊メルセンに住むレイブルック父子(正確には息子達)鳩舎である。実距離870.390Kを放鳩当日の20時25分過ぎに記録したもので、分速は1100.90メートルであった。但し、この時点では総合優勝は決定ではなかった。何故なら8月15日のブリュッセルの日没は21時ジャスト。すなわち21時30分までの当日帰還はあるし、低分速のレース展開だけに近距離有利ではあるものの、距離の長いオランダの逆転の可能性も充分あったからだ。現にオランダN総合優勝、2、32位となったR.ドレーウは、午前1時過ぎに2羽記録、同N4、6、19、22、28位の強豪フランク・ツヴィールスは、午前1時過ぎ、翌朝6時過ぎに2番手を記録している。 しかし全てが低分速で、逆転は無かった。

 仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。
 ※オランダは、オランダ独自の日の出日没時間を採用している為、オランダNレースの成績分速とは異なる。また順位も異なる。



■参加 11,209羽
順  入賞者名          国   距離    分速

1位レイブルック父子       ベ 870.390  1100.90
2位イヴ・ファンデヴァル      ベ 846.730  1095.74
3位ミッシェル・ベルトラン     べ 844.475  1095.58
4位デビュクワ兄弟         ベ

5位パスカル・デュドア       フ 700.491  1089.16
6位ステファン・ソリュー      フ

7位8位R.ドレーウ          オ 958.079  1080.13
9位チボウ・アングラン       フ

10位クロード・コルディール     ベ
43位フランク・ギーレン       ド  937.866  1052.19
92位ベルミロ・フライタス      ル 786.148  1033.50
3189位M.ギルバート                英 963.698   768.34

●その他上位の有名鳩舎N順位 
ベルギー6位デスメイター・レスチアン オランダ4位6位19位22位28位フランク・ツヴィールス 11位サヤ兄弟 20位コール・デハイデ




●シャトローⅡ(ベルギー)Nレース


ファンデンアベール=ファンパーセン共同勝利
X.フェルストラーテ(1才鳩)総合優勝

KBDB(ベルギー王立鳩協会)主催のシャトローⅡNレースは、8月15日土曜日午前7時30分の放鳩で実施された。放鳩地の天候は青空、陽光、無風で視界良好である。 
 参加羽数は、成鳩3,618羽、1才鳩6,306羽、若鳩20,789羽で、合計30,713羽である。 
 このレースで、最高分速総合優勝したのは、東フランドル州レブベーケ(アントワープ、ゲント、ブリュッセル3都市の中間点)に住むファンデンアベール=ファンパーセン共同鳩舎の若鳩であった。実距離497.485Kを13時半過ぎに記録したもので、分速は、1376.80メートルであった。 また全体の3番手で1才鳩の部で優勝したのは、オーストアッカーの強豪Ⅹ.フェルストラーテ(ラオール・フェルストラーテの息子)であった。また成鳩の部の優勝は、西フランドル州アールターのマルニック・デネーブ鳩舎で、全体では16番手であった。

 仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。※優勝者以外の太字は、一流有名鳩舎


●若鳩の部 ■参加 20,789羽
順  入賞者名                     距離    分速
1位ファンデンアベール=ファンパーセン共同  497.485  1376.80
2位フレデリク・デヴォルフ          495.314  1365.69
3位ミッシェル・オッテ            482.886  1358.27
4位ファンランデゲム兄弟
5位ステファーン・ランブレヒツ
6位ユルゲン&ローランド・フェルヘインスト
7位ヨス・ファンデールヴェールデン
8位ロベルト・オームス

9位ウィリー・ダニエルス
10位クーン・クルッケ


●1才鳩の部 ■参加 6,306羽
順 入賞者名               距離    分速
1位クサヴィール・フェルストラーテ 497.102  1361.18
2位6位アンドレ・アレメールシュ
3位エティエンヌ・ブイル
4位クリスチアーン・ルロイ

5位ファンアインデ=ゴーファールツ

●成鳩の部 ■参加3,618羽
順  入賞者名          距離    分速
1位マルニック・デネーブ   492.181  1349.18
2位ロジェ・ポネ
3位フランソワ・クリスチャーンス


●ブリーブ(ベルギー)Nレース
T.&M.ファンガーファー(1才鳩)総合優勝
F.&J.ファンデンヘーデ(成鳩)総合優勝、2、3位

 アンタンテ・ベルジ主催の今年度ブリーヴNレースは、8月15日土曜日午前7時40分の放鳩で実施された。放鳩地の天候は青空、陽光、南東の風で視界非常に良好である。 
 参加羽数は、成鳩3,756羽、1才鳩4,238羽で、合計7,994羽である。 このレースで最高分速総合優勝を飾ったのは、東フランドル州モールツェレに住むトム$マルニク・ファンガーファー鳩舎の1才鳩であった。これは実距離668.667Kを午後4時半に記録したもので、分速は1261.00メートルであった。 また全体の2番手で成鳩の部で、総合優勝、2、3位を飾ったのは、同地区ジンゲムにすむ強豪フレディ&ジャック・ファンデンヘーデ鳩舎で、実距離は、660.599Kであった。


 仮発表の上位入賞鳩舎は、以下の通り。※優勝者以外の太字は、一流有名鳩舎

●1才鳩の部 ■参加 4,238羽
順  入賞者名            距離     分速
1位T.&M.ファンガーファー   668.667  1261.00
2位BDSスペイブルック      668.473  1244.83
3位ベルト・ファンデンベルヘ

4位6位7位10位カザール=セネシャル
5位マルク・ファーレパイン

8位エリック・リンブール
9位ティーンポン=ファンラーケ


●成鳩の部 ■参加3,756羽
順  入賞者名               距離    分速
1位2位3位F.&J.ファンデンヘーデ  660.599  1255.49
4位ノルベール・アリー
5位M.&F.ファンデヴァレ
6位ダヴィ&ランバー・フェルライエ

7位ジノ・クリケ
8位ランノー=デクラーク
9位ハドリアン・マルシル
10位ロジェ・シモンズ=ノルガ・フランス

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