●リモージュ(ベルギー)Ｎレース

ニコラス・バスコール総合優勝

アンタンテ・ベルジ主催の今年度リモージュ成鳩Ｎレースは、14,263羽の参加をもって、去る６月1日土曜日午前７時30分の放鳩で実施された。
　このレースで総合優勝したのは、ワロン地区ブレーヌ・ル・コントに住む若手ニコラス・バスコール鳩舎の２才鳩“スーパー・リモージュ” Ｂ11-9041267 Ｂ ♂で、分速は1139.2メートルであった。

　　　　　　　“スーパー・リモージュ” Ｂ11-9041267 Ｂ ♂

　仮発表の順位は、以下の通り。

■参加 14,263羽順　入　賞　者　名　　　　　　　分速
1)ニコラス・バスコール　　　　 1139.20
2)ルク・デロック　　　　　　　 1136.07
3)カル・マルセル　　　　　　　 1111.30
4)9)ベルト・ファンデンベルヘ　
5)エリック・リンブール
6)アルセーヌ・タヴェイルネ
7)シリール・ヨーリセン
8)Ｔ.＆Ｊ.Ｍ.マリシャル
10)ノルベール・シーレンス

※その他主な上位入賞の有名鳩舎　
11)58)ジュライアン・ファンエーンノー　12)カミール・フェルドンク　14)ロベール・ドッベラーレ　17)ガビー・ファンデンアベール　49)エチエンヌ・デフォス 69)フェルストラーテ父子　83)カザール＝セネシャル　88)Ｆ.＆Ｊ.ファンデンヘーデ　100)マルク・ポラン

 
●シャトローＮ(ベルギー)

キタノ・マサオ総合優勝
ヒューゴー・フラーミンク(１才鳩の部)優勝

　リモージュと同日の６月1日土曜日に行われたKBDB主催のシャトローＮレースには、成鳩22,249羽、１才鳩20,163羽が参加、午前７時15分の放鳩で実施された。全体での総合優勝は、日本でお馴染みのソウトレーウのキタノ・マサオ鳩舎の成鳩“イローナ” Ｂ10-2015544 Ｂ ♀で、１才鳩の部で優勝したのはルンペルモンデに住むヒューゴー・フラーミンク鳩舎の雄、“ナショナル” Ｂ12-4038406であった。

 

“イローナ”Ｂ10-2015544 Ｂ ♀

仮発表の順位は、以下の通り。
■成鳩の部 参加 20,163羽
順　入　賞　者　名　　　　　　  　　分速
1)キタノ・マサオ　　　　　　　　  1222.74
2)ロベール・フェルヘイデン　　　  1214.24
3)8)ゴマール・フェルブリュッヘン　1212.15
4)フェルスプリート＝コッセ
5)ルディ・ヘンドリックス
6)スメウルデルス夫人
7)ヨス・サンパーマンス
9)オプドベーク＝バーテンス
10)ダヴィー・トゥルネル

■１才鳩の部 参加 20,163羽
順　入　賞　者　名　　　　　　　分速
1)ヒューゴー・フラーミンク　　　1215.16
2)ディルク・ファンダィク　　　　1209.46
3)ヴィム・デトロイ　　　　　　　1209.40
4)ルイ・モイレマンス
5)エティエンヌ・マテルネ
6)ウィリー・ファンヘール
7)ダヴィー・トゥルネル
8)ワルター・マルテンス

●ベルギー短信

ベルギーでもスーパーＣＨ誕生

　今年の２月、ベルギーのゴウデン・ダィフ授賞式の記念競売に、ブローヒェムに住むヨス・ファンオルメンが供出した鳩は、同鳩舎の代表鳩“デン・ナルボンヌ” Ｂ11-6058572の直仔であった。このデン・ナルボンヌは、昨年のナルボンヌ国際レースで11,000羽中総合３位、ボルドー国際レースでも10,622羽中総合24位に入賞し、国際レース１才鳩エース鳩第1位に輝いた鳩であったが、この鳩が、今年のリモージュＰレースでも1,160羽中優勝し、更に翔歴をアップしたのである。